函館: この街には何回訪れたのだろう。
青函連絡船の時代は道内への通過地で、帰りのとき宿泊できるようにスケジュール調整していた。
そんなとき、夜景鑑賞バスやロープウエーで函館山に登り、地図と同じ形に輝く街の灯、イカ釣り漁船の灯す漁火を独り寂しく楽しんでいた。
この極上の夜景、香港・ナポリと並ぶ世界三大夜景に挙げられているようです。

この函館山に明治 35年 (1902) 高射砲などの軍事施設が完成要塞化した、そして第二次大戦後の昭和 20年(1945)までの約半世紀間市民の立ち入りが禁じられていたとか。
巨額の軍資を投じた要塞も急速に発達する近代兵器の前に無用の長物と化し、いまその要塞跡が観光資源の一つになっている。

この函館山山中に三十三観音像が点在していると聞き、青函トンネルを通って訪れてみた。
この観音像は要塞時代にほとんど湯川町に移され、大正時代に造りかえられたものが戦後山に戻されたとか。
ロープウエーで山頂に登り、旧登山道を 2時間ほどかけ撮りながら下りてきたが半数程度しか確認できなかった。
登山道以外にも安置されているのだろう、事前調査不足でした。
湯川町に移された、天保の観音像は明日観に行くことにして早めにホテルにチエックインした。
この街は観光スポットが非常に多い、駅近くに赤煉瓦倉庫や明治舘、市電に乗って五稜郭、バスに乗ってトラピスチヌ修道院など、丸 2日間滞在したが観きれない。

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