明泉寺の裏山が閼伽流山、香坂川をはさんだ 前の山が 大閼伽流山です。
その大閼伽流山の南山麓に 地元の人々が ”小倉の観音様” と親しく呼ぶ 観音堂があり、数拾体の馬頭観音が祀られています。

道案内は 明泉寺(閼伽流山の石仏)からです。
参道から佐久市方向へ数百メートル戻り、左折する農道に入り香坂川を渡ります。
左前方に見える小高い山が大閼伽流山です、その山を まわり込むように左折すると右側に 直径 20m程の池があり 小さな案内板が立っています。
そこを左折すると突き当たりに車 3台ほどのスペースがあり、観音堂への参道が続いています。

坂道を10分ほど登ると切り立った岸壁です、 道は左右に別れ 壁に沿って 馬頭観音が思い思いに立ち並んでいる。
右に進むと 小さな広場?の先に 観音堂と拝殿があります、堂の左脇岩場に安置した一群は実に荘厳な 眺めです。
そして 天衣と頬を うす紅に染めた ふくよかな優しい顔立ちに、撮るぞ!!...です。

地元の人の話では、数年前までドイツ人?が 境内に住み込み修行をしていたという。
一坪ほどの、戸もない あばら屋に朽ちた畳み一枚と釜一つを見た。
修行とは!!.........言葉がみつからない。

すぐ近くの閼伽流山にも観音堂があり、200体余の観音像が楽しめます。

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