JR八高線 寄居駅から国道 140号線を長瀞方面へ 2km程走ると ”少林寺” と小さな案内板があります。
細い道を右折しすぐ踏切りを渡ると、まもなく左手が参道入口で少し登ると駐車場です。
また、秩父鉄道 波久礼駅から徒歩 20分です。

この万年山 少林寺は曹洞宗の寺で、永世 8年(1511)藤田家 14代の佐エ門佐大夫国村による開基、大洞存斎大和尚の開山と伝えている。
文政 9年(1826)より 6年の歳月をかけて浄財ををつのり、裏山一帯に 1500体余の石仏を安置したといわれています。

本堂左手から裏山に入ると、一人がやっと歩けるほどの山道に沿って 500体を越す羅漢さんが野趣豊かに立ち並んでいます。
膝を抱え顔をうずめた羅漢、頭に手を当て恥ずかしそうに笑っている羅漢、 ”深い悲しみ”と題して、日本石仏協会 埼玉支部の写真展に出品した羅漢(上段の左端)など、いつ来ても暖かく出迎えてくれます。

30分ほど登ると釈迦仏の立つ山頂です。
目前に秩父連山、眼下に寄居市街の一望が心地良い。
山頂から別の道を下ると、その数関東一とも言われている千体荒神板碑が楽しめます。

知恵をつかさどると言われている文殊菩薩が祀られており、受験シーズンには多くの受験生や親達が合格祈願に訪れているそうです。

近くの人造湖、円良田湖ではヘラブナ、ワカサギなどの釣りが楽しめ、春には湖畔に桜が咲きそろいます。

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