東急池上線 池上駅の北 700mです。

日蓮宗の開祖、日蓮聖人御入滅の地に建つ日蓮宗の大本山で、山号を長栄山・院号を大国院・寺号を本門寺とし、古くより池上本門寺と呼ばれています。

弘安 5年(1282) 9月、病身の日蓮は湯治療養のため身延山を出て常陸(茨城県)へ向かうが、その途中、武蔵国池上(東京都大田区池上)の郷主・池上宗仲の館で、同年 10月 13日に亡くなられた。
池上氏は法華経の字数(69,384)に合わせて六万九千三八四坪を寺領として寄進したと伝えています。

日蓮聖人を偲ぶ「御会式大法要」が毎年10月11日・12日・13日の三日間盛大に営まれ、特に 12日夜の全国各地から集まった信者達の講中が繰り出す万灯練行列は最大の見せ場?です。
華やかなマトイを先頭に、うちわ太鼓をドンドコドンドンと打ち鳴らし「南無妙法蓮華経」と題目を唱え、ピンク色の柔らかい紙で模った桜花を百数十個も飾り立てた灯明輝く万灯が百基余も練り歩く姿は仏教の法会とは思えない賑やかさです。
30万人もの参詣者を集めているとか。

大堂(祖師堂)・本殿・五重塔・鐘楼などは正面入口の総門から 96段の急な石段を登った上に建っており、そして、広大な墓地には江戸時代ごろから現代までの著名人の墓が数多く点在しています。

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