湯殿山神社は湯殿山中腹に鎮座しています。太古より温泉の湧き出る赤褐色の巨岩をご神体としており、とくに社殿らしき設備は無かった。

入り口の社務所で参拝料を払い、裸足になって御祓いを受け、お守りと小さな紙の人形(ひとがた)を受け取り、我が身の穢(けがれ)を人形に移し足下を流れる渓流に流す、この一連の参拝は かなり面倒くさく 神秘的?でもあった。

ご神体からは熱い程の温泉が吹き出して岩肌を流れており、その上を歩きながらの御神体巡拝は実に気持ちが良い。
水虫が完治!!?.....不謹慎でした。

湯殿山は、羽黒・月山の奥の院として戦前までは女人禁制でした。
古来から「語るなかれ」 「聞くなかれ」と戒められた清浄神秘の世界で 全国から多くの行者を集めたそうです。

「語られぬ 湯殿にぬらす 袂かな」.....芭蕉の句が刻まれています。

大鳥居からの参拝専用バスを降りると そこは修験の霊地、撮影禁止でした。

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