JR盛岡駅の東南東2Km、明治17年の大火で焼失した宗龍寺の旧境内が「らかん公園」として整備され遺っています。
この公園には、高さ3mを越す 石造羅漢16体と五智如来5体が「コ」の字型に並び、無邪気に遊ぶ子供達を優しく見守っています。
公園と羅漢のとりあわせが妙案?です、子供達もここで遊んで育ったら悪い事はしないかな?。

日曜日に訪れましたが、小学校 3~6年生?男女 20数人が、サッカー、キャッチボール、トランプなど 秋の陽を浴びながら大きな声で楽しんでいた。
健康的?に遊ぶ姿があまりにも懐かしく、50数年前の自分の姿が重なり暫く佇んでしまった。
この頃の子供は屋外で遊ばない!!、ときどき耳にする言葉ですが....心配無用!!?

この羅漢像は遠野市の五百羅漢など飢饉との関連が深いようです。
祗陀寺14世 天然和尚が江戸時代後期の天明・天保などの大飢饉で亡くなった人々を供養するため発願、藩御用職人の石工や地元有志の労力奉仕による建立と伝えています。

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