札幌:昔アイヌ民族の住む土地であったが、明治時代の北海道開拓で古都京都のように碁盤目状に開発された街で北海道の政治・経済の中心的存在です。

この街には公私合わせ 40~50回ほど訪れたように思う。
スキー板を持って青函連絡船に乗り、オリンピック前の手稲スキー場や藻岩山スキー場(当時は札幌市民スキー場と呼んでいた?)を楽しんだ 40年も前の光景が頭に浮かびます。
その藻岩山(札幌駅の南南西 7km、標高531m) は、ロープウェイで登り市街地の展望を楽しむ観光の山で、そこに三十三観音像が点在していると聞き訪れてみた。

絶好の快晴であるが積雪が気になり、ロープウェイ駅でコースの詳細を聞き行動開始した。
冬場でも多くの人が登っており雪上車で乗継いだ頂上の展望台下が下山口らしい。
頂上は 360度の眺望です。
眼下に札幌の街、そして少し手前の左側には明日登る予定の円山が小さなお椀を伏せたような姿を見せていた。

展望台には食堂や土産屋があり、早めの昼飯を済ませ下山口を探していたら数人のご婦人が登ってきた。
私の装備?を見て、ストックが有ればベストだが何とか下りられるだろうとのこと・・・・・・・・・・下山開始!!。
何回転倒したのだろう靴もカメラも雪まみれ、途中先ほどのご婦人組に追抜かれ 2時間ほどかけて慈啓会病院の脇に下りてきた。

雪の原始林?を歩く気分は爽快です、うっそうと茂る木々の中に続くアップダウンに富んだ細い雪道、観音像が色とりどりのエプロンを巻き雪景色に冴えた姿で道案内してくれます。
休日には大勢の人が登った?、細いが踏み固めた雪道で天候の急変が無ければ危険は無さそうです。

大都市札幌、市街地のすぐ近くに豊かな原始林を残す美しい山です、札幌へ行く機会があればぜひ・・・・・・・・・冬場は靴底にアイゼンを付けて!!、お奨めのコースです。

藻岩山周辺のホテルはこちら