JR北陸本線 加賀温泉駅の東 6Kmです。

山水画のような美しい岩山、そそりたつ岩肌に観音像が立ち並ぶと聞き訪れてみた。

北陸屈指の真言宗の古刹で、養老元年(717)に泰澄大師が岩窟に千手観音を安置したのが始まりで、その後、西国三十三番札所を開かれた花山法皇が西国三十三番札所 1番の紀伊那智山の那と、33番の美濃谷汲山の谷の各一字をとって、自主山厳屋寺を那谷寺(なたでら)と改め七堂伽藍を造営されたとか。

山門をくぐり苔むした広い境内を本殿に向かうと左側に池があり、対岸には奇岩がそそり立ち沢山の岩窟の中に観音像が立ち並んでいます。
そして、本殿は胎内くぐりの聖地とされる?岩窟内に建ち本尊千手観音を祀っています。
洞窟を母親の胎内として、洞窟(胎内)をくぐることで生まれ変わるのだとか。

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