下社春宮の鳥居前を左に曲がり川を渡った右奥、畑の中に鎮座しています。
高さ2mほどの巨岩の上に小さな頭をちょこんと載せた石仏で、左側面に万治三年(1660)が刻まれています。
風変わりで ユーモラスな仏頭の像容などから、大阪万国博覧会(1970)のシンボル「太陽の塔」であまりにも有名な岡本太郎氏が絶賛した人気の石仏です。

諏訪大社春宮の大鳥居建立時、鳥居の石材として、この巨岩にノミを入れたところ血が流れ出し恐れをなした石工が仕事をやめた、その石工の夢枕に諏訪明神が立ち、お告げにより良材が見つかり無事鳥居が完成したという伝説が残っています。

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