安曇野という心地よい言葉のひびきに誘われ、夏の暑い日に訪れてみた。
そして、日本石仏協会埼玉支部の一泊研修もこの地で行われた。

JR大糸線 穂高駅周辺の古い道の辻や、村はずれの路傍に 庚申塔,二十三夜塔,大黒天などと一緒に、道祖神が数多く祀られています。

道祖神は生産、生殖の神でもあり、子孫繁栄と五穀豊穣を祈るとともに、自分たちの村に悪霊が入るのをさえぎる神として祀ったといわれています。
男女が仲むつまじく並んでたち、肩を抱き合ったり手を握り合ったりした姿が多い。

穂高町では像容に彩色をほどこして道祖神を祀る祭事を今も伝承している。
その彩色は毎年更新しているようだが、左2枚のように色の変化はないようです。

右端は1975年のNHKテレビドラマ”水色の時”に登場し、全国の視聴者の心を魅了した道祖神です。

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