長野電鉄屋代線 松代駅 の東2km、標高780mの小高い山です。

登山口は松代町東条の玉依比売命神社横で小さな案内板があります。
駐車場はありませんが鳥居左側から境内に登る仮設道路跡?に 1台程駐車できます。
すぐ先の善徳寺にお願いして、寺正面にある駐車場をお借りしたほうがよいかも。

神社右横の登山口に入ると間もなく右側に風化した石仏 3体が出迎え、尼厳山から延びる尾根道に出ます。
石碑や歌碑のある広場を横切り、松茸が採れるのか有刺鉄線を張った赤松林を抜け、林道のような道を左に進むと、ほどなく右側の一段高い所に光背が欠けたり首の無い石仏が 4体並んでいます。
ここからが急斜面の本格的な登りです、石仏の前を通りジグザグに数回曲がると左側に 1体、さらに登ると高さ 20m余の巨岩の下に 1体あります。

ここまでは 1時間ほどの登りでした。
ここから、左に登ると頂上に尼厳山城跡、右に進むとロッククライミング場があるそうです。
尼厳山城は戦国時代、武田方の侵攻に対して最後まで抵抗を続けた東条氏の山城だとか。