標高 1,984m、中腹 8合目の駐車場から頂上まで 2時間 30分、下りは 2時間程の行程でした。
紅葉の始まった山並み、遠く眼下に点在する大小の池、白の半纏?を身にまとった三十数人の登坂列、時々ガスが湧き神秘さを増す参道をゆっくり登ってきた。

一千有余年 参拝者が踏みしめながら登ったのだろう、参道に敷かれた? 石の角が丸くなっているようだ。
登山道脇には 石仏やケルンのような石積みが所々にあり、真っ白な紙?で あごひげを イメージしたような首飾り?が掛けてあった。
掛けた当初はスバラシクキレイ?、風雨にさらされたいま、見るに耐えない。
いつも見慣れた赤いよだれかけのほうが.........。

山頂には石垣に囲まれて、こぢじんまりとした 「月山神社」 がひっそりと佇んで?いた。
あいにくの閉山時期で神社を一回り(十数秒)し、山頂からの眺めを楽しんでから下山した。

現在も東北をはじめ全国各地から講を組み白装束姿でお山参りに訪れている。
御田ケ原参籠所の神職さんの話では講を組んでの参拝者は年三千人ほどとか。

お山に登る事は、一度お山(母親の胎内)に入り(戻り)、再び下山(生まれ変わる)する「再生の行」と言うようです。

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