JR中央線酒折駅の北西 500m、徒歩10分です。
信州善光寺は、天文 22年(1553)から 12年間、計 5回にも及ぶ武田信玄と上杉謙信との川中島の戦いで荒廃した。
特に天文 24年の戦いは、200日余の長期にわたり対陣したと云われ、善光寺焼失を恐れた武田信玄が永禄元年(1558)に本尊をはじめ、諸仏・寺宝を奉遷するために甲斐善光寺を建立したと伝えています。

武田信玄と上杉謙信の両者が病死した後も川中島の領有を巡る争いが続いたが、やがて織田信長という共通の敵を抱え両家は婚姻を通じて和睦した。

武田信玄建立の七堂伽藍は、宝暦 4年(1754)年に焼失、現存する山門・金堂(本堂)は寛政 8年(1796)の再建と伝えています。

金堂では、信州善光寺と同じように暗闇の通路を手探りでたどる 「お戒檀巡り」 が楽しめます。
また、金堂の吊り天井には 2匹の龍が描かれており、そこで手を打つと音が共鳴し、日本一?の鳴き龍 も楽しめます。

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