32番札所 般若山 法性寺

所在地 秩父郡小鹿野町般若2661

ご詠歌:願わくは般若の船に乗りを得ん いかなる罪も浮かぶとぞ聞く
本 尊:聖観世音菩薩

札所では唯一の鐘楼門で二階に梵鐘を吊り、一階が仁王像(一体は修復中)です。
その門をくぐり石段を登ると本堂、その先が杉の大木に囲まれた舞台造りの観音堂です。

その先の奥の院までは細い山道で、急な岩場は鎖を頼りにして登り、十三仏前を右折すると突然展望が開け前方が断崖絶壁となります。
そこは、上にせり出した船形の大きな一枚岩で、右奧に鋳造の岩船観音が立ち、船尾にあたる左奧の鎖場の上は半畳ほどの広さで、刳り貫かれた岩の中に大日如来が座しています。

この鋳造の大日如来を撮りたく、ワイドレンズを持ち数年ぶりに 3回目のお詣りをした。

 

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