冬の寒い日、赤湯温泉(山形新幹線赤湯駅)に泊まった。
その宿のオバチャンが近くの八幡さまに、継ぎ目なしの日本一の大鳥居があるから観てから帰りなと言われ覗いてみた。
烏帽子山公園に隣接して 烏帽子山八幡宮・湯新山東正寺があり、烏帽子全山は日本さくらの名所100選に選ばれているとか。

大鳥居を潜り境内の雪道を右に行くと東正寺の境内に入った。
そこには雪の中から艶めかしく?線刻された石仏が顔を覗かせていた、磨崖板碑もあると聞いたが雪が深く埋もれているのだろう。
桜の季節にもう一度おいで.....妖しく誘っているようでした。

ここ南陽市赤湯から長井市・白鷹町にかけての道路 43kmを選定、置賜(おきたま)さくら回廊と呼んで種々な桜を楽しめるようになっている。

<赤湯温泉の由来>
今から900年の昔、八幡太郎義家の弟義綱が草刈八幡のお告げで渾々と湧き出す湯を発見した。
戦いで傷ついた家来たちを湯に入れると、たちまちのうちに傷が治り、傷からでた血で温泉は深紅に染まった。
それから この地が「赤湯」と呼ばれるようになったのだとか。

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