JR東北線 平泉駅から渓谷美を誇る厳美渓方向へ 6kmです。
レンタサイクルで中尊寺などからすぐです。 シーズン中は駅からバスの便もあります。

説明文によると、達谷窟に賽を構え良民を苦しめていた悪路王を征夷大将軍 坂上田村麻呂公が延暦 20年(801)に征伐した。
戦勝は毘沙門天の御加護と信じ、京の清水の舞台を模した毘沙門堂を建立し 108体の毘沙門天を祀ったと伝えています。

この毘沙門堂の左、高さ 40mほどの大岸壁に 北限の磨崖仏と言われている 大日如来像があります。
国東半島の熊野磨崖仏に匹敵する 日本有数の巨像ですが、残念なことに胴体部分が地震で崩れ落ち、顔面と肩の線を残すだけです。
高さが 16.5mもあったと伝えており、その大きさは充分に伺えます。

源義家が前九年・後三年の役と言う 長い戦いで亡くなった人々の霊をなぐさめ 弔うために彫りつけたものと伝えています。

達谷西光寺周辺のホテルはこちら