高野山: 和歌山県北部の高い峰々に囲まれた平地にひろがる山上の宗教都市です。

平安時代に唐の長安(現、中華人民共和国の西安)に はるばる海を渡り修行した 弘法大師空海によって弘仁 7年(816)に開かれた真言密教の修行道場で、全国 3600に及ぶ高野山真言宗の総本山です。
いま、宗派を超えた霊場として大勢の信者や、四国 88ケ所の霊場巡りを結願した お遍路さんが お礼参りに全国から訪れています。

山内には総本山金剛峯寺を中心に、高野山のシンボルともいわれる根本大塔や御影堂など117寺が立ち並び、日本屈指の仏教美術を今に伝えています。
それらは、国宝 23件,重要文化財 187件にのぼるとか。

空海の眠る奥の院までの参道には、その数 20万基を数えるという、あらゆる時代の、あらゆる階層の墓塔が静かに立ち並んでいます。
ある区画には、豊臣家一族や上杉謙信など有名な戦国大名の墓碑が、そして少し離れた場所には、日本を代表する大企業のバカデカイお墓が数え切れぬほどあった。
企業のお墓 なぜだろう?、 バブル期の税金対策か? .....余計な疑問でした。

高野山のホテル・宿泊施設はこちら