31番札所 鷲窟山 観音院

所在地 秩父郡小鹿野町飯田2211

ご詠歌:み山路をかきわけ尋ね行きみれば 鷲のいわやにひびく滝津瀬
本 尊:聖観世音菩薩

石で彫られた大きな仁王像が祀られた山門をくぐり、石段を 300ほど登った先が観音堂です。
山門先の丁石は二十一丁目、石段最上部付近は廿五丁目でした。
1丁を 109mとして 436m登ったことになりますが、石段の左右には俳句を刻んだ石碑が建てられており、楽しみながら登れます。

観音堂は「鷲の窟」と呼ばれる大きな岩壁に囲まれるように建っており、左手の岩壁からは水量はとても少ないが「聖浄の滝」と呼ばれる滝が落ちています。
その滝の左側岩壁には県内唯一の磨崖仏「鷲の窟磨崖仏」の小さな姿が沢山あります。

また、観音堂手前左の山腹には西奥の院、右奧の山腹には東奥の院があり、数え切れぬほどの石仏が立ち並んでいます。

西奥の院は、急な斜面を鎖を頼りに登ったり、鉄梯子を登り胎内くぐりが楽しめましたが現在は崩落の危険があり立ち入り禁止でした。
東奥の院から、西奥の院・聖浄の滝・寺院の展望が素晴らしいです。

帰り道、少し下ると左右の山肌全面が水子地蔵!!です。
そこの大きな駐車場を備えた土産物店兼茶店で食べた、油で揚げたような蕎麦掻きの味が忘れられない。

 

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