JR中央本線 奈良井駅の北 100mです。
中山道 67宿中、江戸側・京側から数えても 34番目の宿場町で、木曽11宿中最も賑わっていたとか。
町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、往時の面影を色濃く残していると聞き、旅の途中に駅前の駐車場に車を停め奈良井川沿えに伸びる 1Kmほどの町並みを歩いてきた。
間口が狭く、奥行きのある宿場町特有?の町並みが続き、鍵の手に曲がった道、数カ所に遺る水場など当時の町並?みが保存されています。
何故か寺院・神社などが非常に多いように感じました。
日常生活をしながらの保存は大変な苦労があるのでしょうが、少し残念!!メイン通りが舗装されていた・・・・・雪の季節に再訪したいものだ。

駅前から右上に伸びる小道を 50メートルほど進み石段を登ると本殿と舞屋が向かい合った八幡神社があります。
その石段の途中から右に折れる杉並木を進むと、左手に小さな祠と多数の苔むした石仏が整然と立ち並んでいます。
杉並木の道は当時の中山道そのままだとか。

説明板を転記します。
杉並木と二百地蔵
この道は江戸時代に定められた中山道で、杉並木が旧街道の面影をよく伝えている。胸高直径 50センチ以上の杉、17本を数える。
右手奥の地蔵堂の前には、聖観音をはじめ千手観音・如意輪観音などの観音像が 200体近く合わせまつられている。
明治期の国道開削・鉄道敷設の折りに奈良井宿周辺から集められたという。

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