長野県東部町から妻恋村鹿沢温泉までの峠の道すじ(約 12km)に、『町石』と呼ばれる百体の観音様が 約1丁(約 110m)ごとに祀られています。
この観音様は『地蔵峠道しるべ観音』とも呼ばれており、旅の安全を祈る道しるべとして江戸末期から明治初期の約 10年間に建造されたようです。

人気のない険しい山道を観音様を拝みながら、みちびかれ、たどり着く先が寺や神社でなく湯治場です。
巡礼の道以外に、このような丁石があるのはめずらしいようです。

JR軽井沢駅と上田駅を結ぶ、しなの鉄道の滋野駅から北へ 3km、小諸駅から 9kmです。
小諸の懐古園観光のついでにどうぞ!!
道程12km、100体撮るのは少しキツイかな。